痛い。
最初にニュースを知った時から、こうなるのはわかっていたのに。
こうなって当然だと思っていたのに。
解雇するしかない、離れるしかない、
あの場所に留まることなんてできないだろうって思っていたのに。
それでも、事実になってしまえば、
その決断が下されてしまえば、
すごく悲しくて、すごく胸が痛い。
心のどこかで期待していた。
山口君が許される未来を。
TOKIOのベースとして戻ってきてくれる未来を。
TOKIOはデビューする前も長いから
私が小学生の時からよく雑誌にも載っていて、ポスターにもなっていて、
その頃から私は山口君が好きだった。
サラサラヘアで笑顔がとっても優しくて、頼れるお兄さんの見本みたいだった。
やっとCDデビューして、山口君のパートがいっぱいあるのが嬉しくて
ツインボーカルの1人であることが誇らしかった。
甘い歌声が大好きで、「もっとサビ歌わせろや!」と思ってた(笑)。
太一と変なドラマに出た時、「なんでええ~」と思いながら毎週ちゃんと見た。
太ってきた時、友達にバカにされたのがすごく悔しくてケンカになった。
友達と初めて行った嵐山のジャニショ。
私の人生で初めて買ったジャニグッズは山口君のだった。
(ちなみに変な露店でもグッズ買ったけど・笑)
店内に本人のサインやポスターがバンバン貼ってある時代で(笑)、
「うわあああああ!!!!」って友達みんなで祭り状態だったのが懐かしい。
買ったグッズも汚れるのがイヤでなかなか出せなくて、
結局ずーっとしまいっぱなしだった。
このニュースがあってから、職場の後輩から来た連絡。
「先輩大丈夫ですか?昔、ロッカーに写真貼ってましたよね??」って。
そうだった(笑)。
社会人になった私は翔くんが好きだとは言えなくて(まだ嵐は売れてない・笑)、
好きな芸能人は山口君だという仮面人生を生きていました(笑)。
そのおかげで、雑誌に載ってたよーって先輩達がいつも切り取ってくれて、
それを集めてロッカーにペタペタ貼っていた。
好きなことに変わりはないし、知られているという開き直りもあって、
ロッカーの中にも扉にも山口君を四方八方に貼っていた。
後輩の言葉で、あの頃のロッカーがぶわーっっと思い出されて、
切なくて、悲しくて、どうしようもない気持ちになりました。
TOKIOが6人から5人になった時は何も感じてなかったのに、
5人が4人になるのはこんなにも痛いんだなあ。
あの頃のような”好き”はもうなかったのに、
それでもすごく胸が痛い。
あの頃の私が心のどこかにまだいるんだなーと思った。
大好きだったことは変わらない。
デビュー当時の翔くんが山口君の衣装をずっと着せられてることが
すごく嬉しかったことも変わらない。
TOKIOの曲を聴けば、山口君の甘い声に惹かれるのも変わらない。
ニコ~~って、目がなくなっちゃう笑顔が好きなのも変わらない。
4人が「待ってる」なんて言えないこともわかっていたのに、
TOKIOを無くすことはできないとわかっていたのに、
この結果がすごく残酷に思えてしまう自分がいます。
TOKIOだけは、そうなってほしくなかったからかなあ。
今のジャニグループの中で、1番繋がりが深いと知ってるから、
どこかで何かを期待していたのかなあ。
ジャニーズはもう日本を代表するような会社であり、組織で、
個人の気持ちだけじゃ動けないよね。
小学生、中学生、高校生の憧れの的であってほしいと私だって思ってるし、
そうあるためには、全員が紳士でなきゃいけない。
山口君自身もそう思っていただろうと思うからこそ、悔しいけど、
犯した罪は消えないし、なかったことにはならない。
山口君が最初で最後に見せた弱さが、あの記者会見でした。
茂君も言ってたけど、あんなこと言う人じゃない。
「席があるならTOKIOに戻りたい」
戻れないとわかっていても、言わずにはいられなかったのか、
無意識に口にしてしまったのか、
どっちにしても、その気持ちが山口君の中にあったんだと思うと
胸が痛い。
正しくなくても、許されなくても、
あれが山口君の心の声なような気がして、
TOKIOに求めるSOSのようで、
どうしようもない気持ちになります。
ずっと強くなくてよかったのに。
”心も体も強くて逞しい、頼れるお兄さん”じゃなくてもよかったよ。
情けなくてカッコ悪くても、TOKIOの山口達也でいてほしかった。
すべてをリセットして、
アルコールとも向き合って、健康になってほしい。
心も体も元気になってほしい。
健康な心で、真摯に罪と向き合って、償ってほしい。
コソコソしないで、堂々と生きていける自分になってほしい。
そう生きることこそ、償いや反省に繋がるんじゃないかな。
私は不幸になることが償いだとは思わない。
TOKIOじゃなくても、ジャニーズじゃなくても、
山口君なら、また新しい何かを築いていける。
愛される存在になれる。
この過ちで、山口君の今までが全部否定されるなんてことはない。
優しくて、カッコ良くて、強くて、頼りがいのある男。
そんな山口達也はちゃんと存在する。
そうやって築き上げた山口君は嘘じゃない。
私が好きになった山口達也は確かに存在したよ。
ずっといてくれた。
大好きだったよ。
今も好きだよ。
いつか会えたら、また大好きにさせてほしい。
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